ＣＧＦ(次世代ＰＲＰ再生療法）

ＣＧＦ(次世代ＰＲＰ再生療法）

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通常のインプラント治療は誰でも簡単に受けることができるとは限りません。中には口の中の状態が治療に適さない場合もあるのです。そこで取り入れられている治療法が「ＣＧＦ(次世代ＰＲＰ再生療法）」です。

顎の骨が少ないときに行われる手術

インプラント治療とは、顎の骨にインプラントの軸を埋め込む治療です。そのため、顎の骨が足りないと受けることができません。そこで役立つのがＣＧＦ(次世代ＰＲＰ再生療法）という方法です。

これは骨が少ない部分に骨を足すための補助的な処置になります。この際、人工の骨もしくは自分の骨を使うことになりますが、ＣＧＦ(次世代ＰＲＰ再生療法）は、自分の血液から必要な細胞を取り出し、必要な箇所に埋め込むという最先端の治療法なのです。

患者自身の血液から作る再生療法のひとつ

まずは患者から血液を採取します。それを特殊な機械に入れて分離させるのですが、そこで血小板が濃縮されたものが採取されます。血液の中に含まれている血小板とは、私たちの体の中で細胞を増やす役割を持っています。そのため、インプラントの治療で顎の骨が少ない場所にそれを埋め込むことで、骨が再生されるというわけです。

自分の血液から採取されるため拒絶反応がないというのも、ＣＧＦ(次世代ＰＲＰ再生療法）の大きなメリットではないでしょうか。人工骨や自家骨に先ほど採取した血小板を濃縮したPRPという成分を混ぜて必要な箇所に移植します。

治療の流れについて

はじめにインプラントの治療を受ける当日、血液を採取します。次に遠心分離が行われて採取したPRPと人工骨もしくは自家骨を混ぜたものを埋め込みます。そこにインプラントの軸を埋め込み、最後にインプラントを被せれば一連の治療が終わります。ちなみに血液を採取して分離するために必要な時間は13～15分程度です。

もちろん患者個人の症状によって違いはありますが、治療を受ける前に担当の医師から詳しい説明を受けておきましょう。